社用車はカーリースを利用するのが得!事故や傷の対処法
2017.9.18
企業にとって業務のために使用する社用車は、購入とリースならどちらがお得なのでしょうか?
また、リース利用している社用車の場合、事故や傷をつけてしまったときはどのように対処したら良いのでしょうか?
その他、社用車リース利用の場合の仕訳の勘定科目や企業がカーリースを利用することのメリットなどについてもご紹介致します。
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この記事の目次
社用車がリース車の場合、事故を起こしてしまったとき
従業員が業務のために社用車を使用することがある会社は多いのではないでしょうか?
この時、その社用車がリース車の場合、事故を起こしてしまったときはどのように処理されるのでしょうか?
そこで、リース車での社用車事故についてご紹介致します。
社用車での事故~カーリースは任意保険で補償
基本的にカーリースの場合、任意保険への加入が利用条件になります。
事故を起こしてしまったときは、その修理費用などは保険で賄うことができ、必要な保障を受けることができます。
社用車の事故によって、リース車の残存価格が下がること
リースされている社用車で事故を起こしてしまうと、リース車の残存価格を下げてしまいます。
これにより契約当初の査定額との差額ができてしまい、契約満了時にはリース会社へ支払いをしなくてはいけません。
従業員がリース社用車で事故を起こした時の会社の責任
従業員が業務中にリース社用車によって事故を起こしたときは、会社には「使用者責任」があります。
会社は原則として、従業員の起こした事故による損害賠償の責任がありますので、従業員の事故を防ぐような指導や車両管理を行わなくてはなりません。
社用車であるリース車に傷をつけてしまったとき
社用車がリース車の場合、業務中の使用によって傷をつけてしまうこともあるでしょう。
では、リース社用車に傷をつけてしまったときは、どのように処理をすれば良いのでしょうか?
そこで、会社で使用するリース社の傷についての対応についてご紹介致します。
会社で使用するリース社用車に傷をつけてしまったとき
会社で使用するリース社用車に傷をつけてしまったときは、リース会社に報告する義務があります。
例え小さな目立たない傷であったとしても、リース会社に報告して指示を仰ぎましょう。もし、気が付かないうちに傷が付いてしまったときは、その時点で経緯を伝えるようにしましょう。
リース社用車に傷をつけてしまったとき、勝手に修理をしてはいけません
リース車というのは、所有権はリース会社にあります。
例え、つけてしまった傷が気になったとしても、勝手に修理をしてはいけません。
もしも、リース社用車に傷をつけてしまったときは、リース会社に報告して指示に従いましょう。
従業員がリース社用車の使用時に傷をつけてしまった場合
従業員が業務中に使用した社用車に傷をつけてしまったときは、基本的には会社の責任になります。
そのため会社の社用車には、万が一に備えて任意保険をかけるべきでしょう。
また、これはリース車においても同じく、リース会社の責任によって修理を行います。
社用車のリース契約による勘定科目について
社用車とは、業務中に使用することができる車なので経費として計上されます。
では、社用車をリース契約するには、どのような勘定科目で仕訳されるのでしょうか?
そこで、社用車のリース契約による勘定科目についてご紹介致します。
社用車をリースで借りたときの勘定科目
社用車をリースで借りたとき、そのリース料や車両保険などは全て経費として計上することができます。
このとき、勘定科目は「リース料」として処理します。
例えば、自動車税なども全てリース料になるので、経費として計上することができます。
社用車のリース契約による勘定科目とは
リース契約時には、リース料の総額を借方には車両運搬具として車両の資産計上をします。
このとき貸方には、長期未払金として処理します。
また、リース料の支払い時の場合は、月々のリース料を未払金として処理します。
社用車のリース契約とは?勘定科目の仕訳方法
リース契約とは、リース期間を契約によって定められており、途中でその契約を解除するようなことは禁止されています。
社用車やコピー機などをリース契約している会社も多いでしょう。
勘定科目は「リース料」として処理されます。
レンタル契約の場合は、「賃貸料」として処理されるでしょう。
社用車はリース?購入?どちらが得でしょう
社用車は仕事をする上での必要経費として計上することができます。
では、この社用車とはリースの方が得なのか、購入した方が得なのでしょうか?
そこで、社用車はリースと購入の違いと考えるべきポイントについてご紹介致します。
社用車はリースと購入のどちらがよいのでしょう
車は、支払いの総額で比べてみたとき、購入した方がリースより得かもしれません。
しかし、会社の経営を考えたとき、この先の資金繰りを考えることは大切です。
購入の場合、まとまったお金を準備するか、ローンを借り入れする場合は利息なども考えた上で判断しなければなりません。
社用車をリースではなく、購入するときに気をつけたいこと
車を一括で購入するには、まとまった資金が必要です。
法人や個人事業主が購入する場合、新車を購入したのであれば、6年で減価償却していかなくてはならなく、その年に全額経費として計上できません。
中古車の購入の方が、耐用年数が短くなるのでメリットがあります。
個人事業主の場合、社用車は購入よりリースの方が得
個人事業主の場合、社用車はリースの方が得になります。
例えば、リース期間の自動車税や車検、保険なども含めて経費に計上できます。
それから、資金繰りにおいても毎月のリース料金を費用計上するだけなので、財務諸表の健全化にもつながります。
社用車をリース利用にするメリットについて
業務に使用する社用車をリースにしている企業は多いでしょう。
これは、法人が社用車をリース利用することにはメリットがあるからです。
そこで、企業が社用車にカーリースを利用することのメリットについてご紹介致します。
法人が社用車をリースにすることのメリットとは
車を購入するには、まとまった資金が必要になります。
それがリースの場合、その資金を温存することができ、開発の研究などに投資することもできます。
また、リース料は全て経費として計上されますので、節税の効果もあり、それにまつわる保険などもリース会社が負担するため、事務費なども削減することができます。
社用車を購入するよりリースにすることで得られるメリット
会社が社用車として車を購入すると、「資産」として計上しなければならず、すぐには「必要経費」として計上することができません。
しかし、リースの場合は全て「必要経費」として処理することができます。
カーリースとは、そもそも個人の利用よりも法人の節税対策として有利に利用することができるのです。
他にも法人が社用車にリース利用するメリットとは
リース料金とは、毎月一定料金支払われます。
そのため、車両コストがわかりやすく、その分事業計画の予算などが立てやすいのです。また、リースであれば面倒な保険や税金関係の支払い業務は、全てリース会社が行うのでとても便利です。
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