新入社員の遅刻に対する正しい指導法や改善策について
2017.9.25
遅刻が多い新入社員には、経営者として指導をしなくてはなりません。
そして、本人が「遅刻してしまった」と反省しなくては、遅刻は改善されません。
ただ、新入社員なのに遅刻が目立つようになったときは、何か健康面など問題を抱えていることも考えられるので気を付けましょう。
何度注意しても改善が見込めない場合には、クビにする覚悟も必要です。
そこで、新入社員の遅刻について対策法をご紹介致します。
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この記事の目次
新入社員の遅刻に対する効果的な指導について
新入社員なのに遅刻を繰り返すような場合は、経営者として指導しなくてはなりません。
二度と遅刻を繰り返さないために効果的な指導とはどのようなことに気を付ければよいのでしょうか?
社員を叱ることの、経営者としての役割についてもご紹介致します。
遅刻を繰り返す新入社員への正しい指導とは
遅刻を繰り返す新入社員には、毅然とした態度で指導をしましょう。
一人の遅刻により周囲へ迷惑をかけていることや遅刻により自分への評価にも影響していることを指摘し、どうして遅刻をしてはならないのか、その理由を考えさせることで本人に自覚をさせなくてはなりません。
常習的に遅刻をする新入社員に効果的な指導とは
遅刻を何度も繰り返すようであれば、次に遅刻をした時にはどうするのか始末書を書かせると良いでしょう。
また、どうして遅刻をしてしまうのか、遅刻の根本的な原因について一緒に考えることも大切です。
本人に今後、遅刻をしないためにはどうするべきか考えさせることも効果的でしょう。
新入社員への遅刻指導は他の社員にも役立つのでしょうか?
新入社員の遅刻に対して他の社員も居る前で叱ることは、他の社員の遅刻の防止にも繋がります。
時には経営者がキツク社員を叱ることで、重大なミスが起こらないように他の社員も気が引き締まり、会社の危機管理としても効果的なのです。
新入社員の遅刻が多いことに対する原因や上手な叱り方
新入社員の遅刻が目立つようになったら、それは健康面やメンタルなどに不調を感じているのかもしれません。
また、遅刻を改善させるためには、本人に職場への被害やその改善策を具体的に示してあげましょう。
遅刻が多い新入社員を上手に叱るポイントについてご紹介致します。
遅刻が多い新入社員は健康障害の可能性も
急に遅刻が増えたり、遅刻が多いなど何らかの普段とは異なる変化を感じたときは、上司として本人に声をかけて様子を尋ねましょう。
健康面やメンタルなど何か不調を感じている場合は、早目に専門家への受診を促しましょう。
遅刻が多い新入社員には職場に対する被害を伝えましょう
遅刻をしている本人は、その行為によって周りにどれほど迷惑をかけているか理解していないのかもしれません。
自分の遅刻によって、他の社員に不満が起き、職場の環境を悪化させていることなど、自分自身の居づらい状況について話してみると良いでしょう。
遅刻が多い新入社員を上手に叱るポイント
部下を叱る時には、どうすればそれが改善されるのかをできるだけ具体的に示しましょう。
行動の改善策が解らないままでは、また同じことが繰り返されてしまいます。
それから、それが改善されることによって、「みんなから信頼されるよ」などと言った励ましを最後にすることが叱るポイントになります。
新入社員を繰り返す遅刻が原因でクビにすること
会社で働く上で社内のルールは守らなくてはなりません。
遅刻を何度も繰り返すような新入社員には、これにより会社をクビになる可能性があるということを教えましょう。
度重なる遅刻は、懲戒処分の対象に十分なりえるのです。
遅刻をする新入社員にはクビの宣告をして叱りましょう
遅刻をしても謝れば済むと思っているような新入社員には、「また遅刻をするようならもう来なくていい!」などクビになると思わせるのも良いでしょう。
このことであえて本人の仕事も別の社員に回すなどしていくと、仲間からも叱られるようになり、今後は気を付けるようになるのではないでしょうか。
遅刻の多い新入社員をクビにするには
何度口頭で注意しても遅刻を繰り返すような社員も中には居るかもしれません。
この場合、理由によっては懲戒処分を科すべきでしょう。
就業規則などに「本人の過失による遅刻には懲戒処分もある」という規定を設け、会社としては遅刻を認めないという姿勢を明確にしましょう。
遅刻を繰り返す新入社員をクビにすること
繰り返す遅刻は懲戒処分の対象になるでしょう。
上司の注意を聞き入れず、その改善の見込みもないと判断されれば、就業規則に規定により解雇の対象にもなります。
ただし、管理職としての指導力不足も問われる可能性もあります。
新入社員の遅刻を改善するための対策について
遅刻をよくする人には、いくつかの共通点があるようです。
それに当てはまるような新入社員は、もしかしたら遅刻の常習なのかもしれません。
では、新入社員の遅刻をなくすためにはどうしたら良いのか?
その対策についてご紹介致します。
こんな新入社員は遅刻癖がある可能性が
遅刻をよくする人というのは、ハッキリと物事を決めずに発言する傾向があるそうです。
例えば、数を表す場合に「だいたい」や「くらい」「たぶん」といった曖昧な表現をよく使う人は、遅刻癖がある可能性があります。
遅刻をする新入社員は危機感が薄い
よく遅刻をするという人は、「遅れたら〇〇できない」などといった危機的状況を考えられないため、遅刻に対して焦らないのです。
このようなタイプの場合、一度遅刻をしたことで失敗をするのが本人のためには良いのです。
その時の最悪な結末が記憶に残れば、遅刻に対しての危機感も生まれるのではないでしょうか。
新入社員の遅刻をなくすための対策とは
同時に複数の作業をしている人は、仕事に送れることが多いそうです。
新入社員の遅刻をなくすためには、しっかりと予定を組み、出発の時刻の10分前などにアラームなどを設定します。
これにより、時間に余裕を持って移動することもできます。
新入社員が遅刻してしまった時に気をつけたいこと
新入社員には、「遅刻してしまった」と反省するように遅刻に対する問題の重大さを認識させる必要があります。
また、部下を叱る際に上司が気をつけるべきこととはなにか?
新入社員の遅刻が公共交通機関の遅れによる場合の対処法についてもご紹介致します。
新入社員に遅刻してしまったと反省させるには
遅刻に対してそれほど悪いと思っていないような部下に、何度も注意し続けるのはうんざりしますよね。
こんな部下には、どうしたら遅刻しないか、原因と対策をレポートにまとめて提出させましょう。
これにより、遅刻が重大な問題だということを認識するように仕向けるのです。
新入社員が遅刻してしまった場合、気を付けること
遅刻を注意するときに、その人の人格を理由に叱るのはやめましょう。
これは遅刻に限らず、他のミスなどで部下を指導するときにも注意するべきでしょう。
また、日頃から、部下の人格を否定するような発言にも気をつけなくてはなりません。
新入社員が遅刻してしまった理由が公共交通機関の遅れの場合
遅刻してしまった理由が公共交通機関の遅れの場合は、本人に責任はありません。
しかし、本人に責任がなかったとしても、時給制の場合、遅刻した分の賃金をカットすることは可能です。
また、交通機関の遅れによる遅刻が多い場合は、それを見込んで間に合うように早めに家を出るように注意するのは必要です。
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